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鶴田 純久の章 お話
常滑 三耳壺
常滑 三耳壺

Tokoname ware: jar with three handles. 13th century. Height 47.0cm. Aichi Prefectural Ceramic Museum.
13世紀
高さ47.0cm 口径19.4cm 胴径38.6~39.2cm 底径15.0cm
愛知県陶磁資料館
 直立する口頸部の尖端を丸く外に折りまげた口づくりの大形壺で、肩に一条の沈線を施し、その線上に三個の横耳を付けています。素地はやや砂質気味の土で、紐輪積成形、胴を三段に接いでいる。胴下半は箟を斜めに用いて器面調整を行なっている。このような手法は中世の加賀窯でもみるところであり、いまいずれとも決定しがたい。

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