
Tokoname ware: jar. 12th century. Height 49.5cm. Tokoname Municipal Institute of Ceramic Art.
12世紀
高さ49.5cm 口径40.2cm 胴径49.3cm 底径12.5cm
常滑市立陶芸研究所
経筒外容器に用いられる甕は別として、実用的な中形甕は12世紀後半代になるとしだいに大形化していきます。口頸部は短く、やや内傾気味になり、口縁の開きも小さく、口縁端が肥厚するようになります。
成形は紐土巻き上げで数段に接いでいますが、算盤玉形の肩の張りは大形化に伴って必然的に生じた形であったと考えられます。



