高さ11.0cm 口径8.6×9.2cm 底径4.9cm 胴にはのびやかな筆致で四つ目垣や槍先、横筋などの文様をあらわしていますが、一方に杉菜のような文様をあらわしているのがおもしろいです。これらも筒向付としては大振りであり、作振りが優れているので火入に用いています。阿房谷窯の作ではないかと推測されています。