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鶴田 純久の章 お話
信楽 甕・擂鉢
信楽 甕・擂鉢

Shigaraki ware: jar and mortar. Excavated at Shigaraki-machi, Shiga. Dated Chōroku 2 (1458). Height: jar 30.0cm, mortar 11.5cm. Shigaraki
Ceramic Experiment Station.
滋賀県甲賀市信楽町長野出土
長禄二年(1458) 銘
高さ30.0cm (甕) 11.5cm (擂鉢)
信楽窯業試験場
 蔵骨器として出土したもので、甕と擂鉢の組合せは全国各地にみるところです。擂鉢は平底、平縁の、内面にまばらに櫛描きおろし目を入れたもので、外面に墨書で 「長禄二年五月十四日 諸行無常 是生滅法 生口以楽」内に「南無阿弥陀仏」と書いています。甕は口縁を折り返した幅広い縁帯のつくもので年代基準として貴重なものである。

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