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鶴田 純久の章 お話

 これらは色絵鍋島大皿としては、おそらく享保以後のものであろう。八橋に枝垂桜をあらわした文様はやや充実感に乏しい。笹を文様化した大皿はなかなか瀟酒な意匠だが、器形などから推して、やはりやや時代の降るものと思われる。裏面には、鍋島 色絵 枝垂桜八橋文 皿は七宝結文が、鍋島 色絵 竹葉文 皿は唐草風の文様が、それぞれ三方に配されている。

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