
寸法
高さ:25.7cm 口径:7.0cm 胴径:12.7cm 底径:10.7cm 重さ:1350g
安南絞手の花入で名品といわれるものは現在日本で二器しかないが、本書では次項のものとあわせ二器とも集録した。
軟陶の生地に呉須染料がにじんでしまって、この図のように作意をはなれた面白い味わいのものになり、その美しさを、茶人がしゃれて「絞手」と称したのである。
茶碗には蜻蛉や竜の絵が多くあるが、花入にはめったにないものである。
この二器は同作と見られるが、判別がつきにくい。ただ、三段に分れた絵付の上部が鳳凰、胴に竜、下部に蓮弁の絵付がある。



