色鍋島 色絵 寿字 宝尽文 八角皿 七寸皿 016

鶴田 純久
鶴田 純久
色鍋島 色絵 寿字 宝尽文 八角皿 七寸皿 016
色鍋島 色絵 寿字 宝尽文 八角皿 七寸皿 016

Octagonal dish with design of ‘various treasures’ aroundcharacter kotobuki (‘Congratulations’). enamelled ware
高さ5.4cm 口径20.7×19.3cm 高台径10.5cm
箱根美術館
 八角の異形だが径およそ七寸、いわゆる鍋島七寸皿の一手で、七寸皿中第一の名作として声価が高いです。
 八角にした口部をやや端反りにし、縁をわずかに立ち上がらせた小気味のよい器形で、図のように高台はまるく、高台から八方に緩く稜をつけて八角皿としTている。色絵鍋島の吉祥図案としては最も華やかであり、よくまとまっています。見込み中央に「寿」の字を染だみ地に白抜きであらわして、パターンの中心を定め、そのまわりに宝珠八個を配したのはまことに面白く、それを染付と青、赤、黄で傅彩して図案効果をいちだんと高めています。まわりを宝尽文で賑々しく取り巻き、江戸情緒豊かなめでたさです。鍋島藩窯が創案した日本独特の吉祥図案として、高く評価されるべきです。裏側の文様も八面に特殊な牡丹花文を配していますが、各面が高台際から口部にかけて梯形をなしているため、それに応じて牡丹の葉先を伸縮させて描くなど、なかなかきめの細かいことであり、染付の発色も最良です。高台には櫛目文がめぐらされています。畳付に見られる白磁胎は良質で、少しも汚れのついていない点に注目されたいです。

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