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鶴田 純久の章 お話
瀬戸 灰釉狛犬
瀬戸 灰釉狛犬

Seto ware: Koma-inu, ash glaze. Excavated from Horayama Ceramic Kiln, Higashi-cho, Seto-shi, Aichi. 愛知県瀬戸市東町中央洞山窯出土
13世紀
高さ (現) 12.0kcm
 現在知られる古瀬戸最古の狛犬である。体の小さい狛犬で、右前肢および顔の部分を欠失しているので、阿呟いずれであるか不明です。は粘土紐の貼り付けと沈線によって表現しています。細身この体からみて山大型でしょう。鎌倉時代のものは周知のように査刈席から元亨四年(1324) 銘の台座が出ており、他に孫右衛門窯からも破片が出土していますが、いずれも灰釉です。後者は断片ですが、復すると20cmを超えるようです。図示の狛犬は13世紀末葉「ごろのものと考えられています。

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