肥前国(長崎県)平戸焜の陶工。1837年(天保八)に、色が純白で卵の殼のように薄手の透き通る程に美しい磁器をつくって名工として賞賛されました。この製法は今日でも伝わっており、これに金彩を施して海外に輸出されています。(『日本陶甕史』)