相良人形 さがらにんぎょう

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鶴田 純久の章 お話

出羽国米沢(山形県米沢市)の土人形。
寛政・享和(1789-1804)の頃米沢藩士相良作左衛門(のち改名して清左衛門)の創始によります。
作左衛門はかつて相馬焼の陶法を学んですが、上洛した時伏見人形に感ずるところがあって、帰郷後製陶のかたわら土人形をつくり始め好評を博しました。
古い製品には巧緻優雅で愛すべきものがあります。
業は相伝しましたが、質は時代と共に堕ちました。
(『日本郷土玩具』)

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