加藤春二 かとうしゅんじ

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鶴田 純久の章 お話

尾張瀬戸の陶工。
竹里庵と号しました。
十一世加藤元十の次男で、1890年(明治二三)分家して陶業に従いました。
父元十に至るまで代々水鉢・飯胴甕類の製造を主とした、春二は風流に篤くもっぱ・ら古法を慕い、茶器・装飾器などの雅品を製造しました。
その得意とする器には、旧藩主徳川侯から与えられた印や「竹里庵春二造」などの款を付しました。
(『をはりの花』)

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