七厘 しちりん お話 2011.06.142023.08.02 瓦器または土焼の火炉。『和訓栞』に「しちりん。炉の類をいふ。七厘なり。薬を煮、酒を媛むるに便利なるをもって、炭の価銀七厘にして足るをもって名づくといへり」といいます。『和漢三才図会』に「七壁、炉中に鉄の簑あるようで、炭を盛る。簑の下の横に風口あるようで、火おのずから熾んなり。もって薬を煎じ酒を媛む。炭の価は鏝かに一分にも至らず。因りて七厘と称す」といいます。『守貞漫稿』に従えば「江戸にてシチリンと称し京阪にてはカンテキといふ」とあります。