正円子・生腸脂 しょうえんじ

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

陶磁用の紫味を持ったバラ色の絵の具。
下絵具と上絵具とがあります。
いずれも焔の性質に影響されることなく相当の高温度にも耐えて発色が安定しているため、古くから広く用いられています。
下絵具の正円子はカシアス紫(紫金)に磋石・カオリン・長石などの粉末をよく混ぜ合わせ、摂氏九百度で焼き、再び粉砕してつきます。
上絵具は紫金に炭酸銀・塩化銀などの銀塩と共に適当な媒熔剤(低温で熔ける一種の鉛ガラス)を加えます。
上絵の場合焼付け温度が低かったり、時間が短かったりすると茶味がかり美しいバラ色にはならないようです。

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