東京の陶画工。竹信と称しました。高橋松月に入門し猪口画焼付法を習得して二十二歳で独立。その後花瓶・置物類の焼付法を自得し、そのすぐれた特徴は紺青画絵付で、他の工人では焼き付けられない大器をもつくることができたといわれています。1879年(明治一二)没、三十九歳。(『東京名工鑑』)