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砂茶碗 すなちゃわん

『甲子夜話』に「沙茶碗と云ひて越後国寺泊と云ふ処の海底より出づ(中略)大さ径四寸ばかり、かう台高さ五歩、底に孔あるようで、三歩にたらず、沙をかためて其うすきこと五厘にたらず、これを得るには海底に潜入りて取ると云ふ、造化自然の器なり、されど体質もと沙なれば、軟にして損じ易し、享和改元の頃、或人もち来りて予に示す、又佐渡国にも此の物ありて形小し、うにの巣と云ふと、しかれば海胆のすむところ、奇品なり」とあります。

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