大名物。漢作肩衝茶入。住吉屋山岡宗無の所持であったことからまた住吉肩衝の別名があります。永禄・天正・文禄(1558-96)の茶会に用いられました。大疵繕いがあるが気宇雄大で桃山時代の茶入にふさわしいものであります。宗無ののち佐竹義宣の有となり、幕府、佐竹家、幕府と往復し、1709年(宝永六)に尾張中納言がこれを拝領し以来尾張家に伝来。(『玩貨名物記』『古今名物類聚』『大正名器鑑』)宗無ののち佐竹義宣の有となり、幕府、佐竹家、幕府と往復し、1709年(宝永六)に尾張中納言がこれを拝領し以来尾張家に伝来。(『玩貨名物記』『古今名物類聚』『大正名器鑑』)
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