天工開物 てんこうかいぷつ

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

書名。
中国明末の大宋応星の著。
崇禎十年(1637)の序があります。
全十八巻。
その内容は乃粒・乃服・彰施・粋精・作鹸・甘嗜・陶挺・冶鋳・丼車・錘鍛・爆石・膏液・殺青・五金・佳兵・丹青・麺藁・珠玉に分かれています。
陶挺の巻は瓦・碍・墾甕・白甕青甕・窯変・回青の項に分かれ、製法の説明に加えて操作の状態を図示している。
本書け中国において刊行された最初の技術百科全書で、陶甕の方面でもその製法の図解書としては清朝政隆年代(1736-95)の唐英の『陶冶図説』に次ぐ有力資料です。

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