お話 白雲 はくうん 三作三島茶碗。三作三島とは、三種の作風を一器のうちにもつ高麗茶碗で、すなわち、内面に象嵌、外側は粉引、その白釉が腰以下で刷毛目になっている。類例はまことに少ない。日本の茶道にとり上げられた初期の高麗茶... 2011.07.15 お話朝鮮茶碗茶道美術鑑賞辞典
朝鮮 御所丸黒刷毛茶碗 ごしょまるくろばけちゃわん 御所丸はまず形に特色があり、織部好みの沓形だが、口縁から一段下がったところの凸帯の隆起が特に強い。黒と白のだんだらに染め分けたという感じで、黒刷毛がくっきりと強く現われている。一部に梅鉢状の点々文があ... 2011.06.11 朝鮮茶碗茶道美術鑑賞辞典
朝鮮 堅手茶碗 かたでちゃわん 椀形、端反りの堅手本来の姿である。高台は竹の節高台で、高台内には兜巾からちりめん皺が放射している。堅手茶碗では一般に釉は高台まで及ばないが、これは畳付から高台内までほとんど全面にかかった釉がちぢれて、... 2011.06.11 朝鮮茶碗茶道美術全集茶道美術鑑賞辞典
朝鮮 御所丸黒刷毛茶碗 ごしょまるくろばけちゃわん 白釉の下に黒刷毛をかけているが、白の窓に鉄絵がなく、白と黒の片身替りからなる。これは上の白釉とのかねあいから生まれたもので、上釉の薄い部分の黒は金気釉といって茶褐色の鉄砂をふき、やや厚いところは漆黒、... 2011.06.11 朝鮮茶碗茶道美術鑑賞辞典
朝鮮 山路 やまし 熊川茶碗。李朝前期に慶尚南道晋州の窯で焼かれたと伝えられるもので、この手の茶碗を積出した洛東江河口の港の名をとって熊川と呼ぶ。総じて形の整った端反りの口をもつ深めの椀形で、どこの窯のものでもこの形の茶... 2011.06.11 朝鮮茶碗茶道美術鑑賞辞典
お話 金海 きんかい 日本からの注文により朝鮮半島の慶尚南道金海地方で作られ、またこの種の茶碗の中に「金海」又は「金」の文字が彫られたものがあることからこの名があります。堅手茶碗に似て焼き締まり、また薄手で釉色は白く華やか... 2011.02.26 お話原色陶器大辞典朝鮮
お話 堅手 かたで 付属物 箱 書付小堀権十郎筆寸法高さ:6.8~7.3cm 口径:14.6~14.8cm 高台径:5.1cm 同高さ:1.3cm 重さ:332g 端反り椀なりの、堅手本来の姿ですが、高台がいくぶん小さい... 2011.02.25 お話原色陶器大辞典朝鮮茶碗