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原色陶器大辞典

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藻塩 もしお

中興名物。破風窯茶入、渋紙手。箱の蓋表に県宗知の筆で「もしほ」、裏に「もしほたれつつ佗とこたへよ」とあります。総体鉄気色の地釉に渋紙釉が掛かり、胴体に一カ所凹みがあります。大佗びづくりだから『古今集』の在原行平の歌「わくらげに問ふ人あらは須...
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焼山窯 やきやまがま

佐賀県伊万里市大川町川原字焼山の古窯。上・下二ヵ所の窯跡があります。両窯ともに慶長(159611615)中期に起こり元和(1615-24)中頃廃絶しました。製品はほとんど壺・鉢・片口・茶碗などで、その模様は従来の草花のみに止まらずさらに樹木...
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八重桜肩衝 やえざくらかたつき

八重桜肩衝 やえざくらかたつき名物。古瀬戸肩衝茶入。京都薮内家祖紹智剣仲が奈良からこの茶入を見出し「いにしへの奈良の都の八重桜」の古歌の意によって命銘しませました。この添盆は、かの有名な楢柴の茶入に添えてあった唐物彫物盆で、干利休が豊臣秀吉...
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文字天目 もじてんもく

『津田宗及日記』天正五年(1577)4月29日宮内法印茶会の条に文字天目の名が見えます。文字を記した天目茶碗のことであるでしょう。近代文字天目として高名なのは、竜光院所持鴻池家蔵と若狭酒井家伝来との二碗があります。共に中国産爪皮盞天目であっ...
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薬師 やくし

名物。金華山茶入、生海鼠手。中沢順斎所持、近藤家に入りました。(『茶道名物考』)
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八重桜大海 やえざくらたいかい

八重桜大海 やえさくらたいかい中興名物。古瀬戸大海茶入。奈良から出たので小堀遠州が「いにしへの奈良の都の八重桜」の歌によって銘としました。藤田家の唐物八重桜大海、藪内家の八重桜肩衝と同じ因縁であります。奈良よりときとき名物茶入の掘り出し物が...
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Mochica モチーカ土器 もちーかどき

Mochica モチーカ土器チャビン文化に続いてペルーアンデスの北部に発達した土器。紀元初めから十世紀頃まで続いたものと推定されます。装飾技法は極めて高いレベルにあるようで、レリーフに赤と白を用いた描き文様があるようで、のちには黒も用いられ...
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焼縮み やけちぢみ

焼成の際生じる収縮の率が25ハーセントを越えるものは原料として不適当であります。現在用いられる陶土の焼縮みは大体15ハーセント見当。焼縮みが少なく白色に焼け上がるものを優良原料とします。
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八重桜大海 やえざくらたいかい

八重桜大海 やえざくらたいかい名物。唐物大海茶入。銘は『詞花集』「いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな」の歌意に因みます。奈良から出た茶入であります。大阪藤田家に入りました。(『茶道名物考』)
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餅花手 もちばなで

いわゆる呉須手の素地に瑠璃釉を掛け、その上に白文様のあるものです。文様は白の漿水で菊の花のようなものなどを描いています。