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原色陶器大辞典

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無地刷毛目 むじはけめ

茶碗一面に自釉が掛かり、その釉立ちは本来の朝鮮刷毛目茶碗と同じ手でありますが、地釉のみで刷毛目の模様のないのをいいます。三島手と同種類のものでおそらく産地も同じであるでしょう。(『高麗茶碗と瀬戸の茶入』『茶道名物考』)
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名物記 めいぶつき

諸家所蔵の名物茶器の目録を「名物記」と称しています。1577年(天正五)の奥書のある『茶湯道具名寄』(遠州御蔵元帳のうち)、1593年(文禄二)の『仙茶集』唐物凡数の部、松屋久重が編集したとみられる『松屋名物集』、『遠州御蔵元帳』にある「諸...
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強肴鉢 しいざかなばち

懐石用の強肴鉢は平板なものを避け、奇古のもの・珍奇のものを好む風がある。
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ジイクワン

長崎に居留していた中国清代の人。総官の字を当てたものがあるが、実は周辰官という。東島徳右衛門はこの人から磁器上絵付の五彩の法を習い、のちに柿右衛門にその法を伝授した。※かきえもん ※しゅうしんかん周辰官(しゅうしんかん)中国明朝の人。柿右衛...
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森善右衛門 もりぜんえもん

肥前国(佐賀県)唐津の浪士。縁故により美濃国土岐郡泉村久尻(岐阜県土岐市泉町久尻)の清安寺に来た時、この地の陶工加藤四郎右衛門景延の陶窯を見てその技術を論じ得失を挙げ、ついに景延を伴って唐津の窯業を視察させた。景延は正親町上皇に白釉手の茶碗...
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水臼 みずうす

唐臼ともいいます。天秤式の一種の敲器で原石粉砕用の器であります。角材を支点上に置き、その一方に水槽、他方に杵頭を備え、渓流を利用して筧の流水が水槽に満ちると共に敬傾して潟出し、同時に他方の杵頭は臼中の原料を箇く。地方によっては「さこんた」と...
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宮川香山 みやがわこうざん

宮川香山作白雁香合横浜の陶家。本名寅之助(虎之助)。十代真葛長造(香斎、一説に香山)の子として1842年(天保一三)に生まれました。1860年(万延元)家名を継ぎ古器の模造をよくしました。しばらく備前国(岡山県)虫明焼に従事しましたが、18...
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水打 みずうち

瀬戸地方で黄土をミズウチまたはIスオチといいます。昔は鉄分を含んだ水の流下に従って自然に生じた赤褐色の水垢状のものを汲んで来てその沈澱物を用いたのでこの語があります。のち水打を多量に必要とするようになり原料地を求めて採掘するようになりました...
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宮島 みやじま

中興名物。破風窯茶入、市場手。銘の由来は不詳。地柿色がいたって快く、置形は黒茶なだれ、上に石はぜが一つあります。その右の方に飛釉が二ヵ所、胴に火間があるようで、肩より上のところに指痕が一つあるようで、口に二ヵ所の繕いがあります。1714年(...
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水尾窯ノ辻窯 みずおかまのつじがま

佐賀県武雄市山内町宮野字水尾の古窯址。多久系の磁器窯で、染め付け下手物風の茶碗・皿などを出しました。(金原京一)