お話 寺沢丸壺 てらさわまるつぼ 大名物。漢作丸壺茶入。唐津城主寺沢志摩守広高所持。柿地の黒釉なだれが極めて麗わしい出来で、釉留まりは白茶、本糸切は極めて細く白土、甑のところにIカ所割れがあり、置形は胴に紐があります。景色の変化に富んだ茶入です。寺沢家が没収されるに及びこの... 2011.07.10 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 天下一丸壺 てんかいちまるつぼ 名物。漢作丸壺茶入。天正年代(1573-92)に最も高名な丸壺茶入であったことからこう呼ぱれたといわれます。もと足利義満所持、義政がこれを藪内家の遠祖宗把に授け、それ以来同家に相伝します。(『大正名器鑑』) 2011.07.10 お話原色陶器大辞典名物大正名器鑑茶入
お話 転合庵 てんごうあん 中興名物。真中古茶入、面取手。異名は大名。転合庵の什物であったことから名付けられました。『宗友記』に「転合庵耳あり甚だ太し大名なるが好しといふ俗諺に依って名つけられ候よし」とみえます。口の両側に相対して穴の一つある三角形の耳があり、俗にこれ... 2011.07.10 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 鶴の子 つるのこ 茶入の立鶴の形をしたものを鶴、その頚の長いものを鶴首といい、鶴の小さいものを鶴の子といいます。唐物茶入にこれがあります。(『大正名器鑑』) 2011.07.09 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 土田丸壺 つちだまるつぼ 大名物。唐物丸壺茶入。原所持者は土田氏というがどのような人か詳かでないようです。総体黒飴および薄紫の中に柿色がむらむらと現れ、裾近くまでなだれた置形の露先に青瑠璃色があるようで、景色が多く底が小さいため形状はすこぶる優美であります。土田氏の... 2011.07.08 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 筒井肩衝 つついかたつき 大名物。古瀬戸肩衝茶入。筒井順慶所持。肩がやや撫で、黒釉中に柿金気色がむらむらと現れて温厚・柔和・上品な茶入であります。順慶ののち徳川家康に伝わり、尾張藩祖義直がこれを受領し以来同家に伝来。現在徳川黎明会蔵。(『玩貨名物記』『古名物記』『名... 2011.07.08 お話原色陶器大辞典古瀬戸大名物大正名器鑑日本茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 釣舟肩衝 つりふねかたつき 中興名物。古瀬戸肩衝茶入。銘は『古今集』小野篁「和田の原八十島かけてこぎいでぬと人にはつげよ蜃の釣舟」の歌に因んだものです。時代は古く、釉質は上手で、形がむっくりとして極めて上品な茶入であります。もと藤堂高次の臣八十島勘兵衛所持、小堀遠州が... 2011.07.08 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 包柿 つつみがき 包柿 つつみがき赤楽茶碗。長次郎作。中興名物。厚手で口造りはやや抱え、腰張りの筒形で、高台は大きく、内に兜巾が立ち、高台畳付に五徳目がある。赤釉の上に白いむらが出、全体に大疵の繕いがある佗びた茶碗である。箱書に銘の由来「むかしなるそれは木守... 2011.07.08 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑日本茶道美術鑑賞辞典長次郎
大正名器鑑 貯月 ちょげつ 中興名物。藤四郎春慶茶入、瓢箪。蘇東彼の詩に「大瓢もて月を貯えて春甕に帰す」とあるのをとって、大形の瓢箪という意を表しました。数ある春慶瓢箪の中でこの茶入はとりわけ美作であります。総体に黒ずんだ柿金気色で、口のあたりから共釉の一なだれがある... 2011.07.07 大正名器鑑茶入
お話 筑紫肩衝 つくしかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。もと筑紫国(福岡県)にあったのでこの名があります。総体栗色地に紫気を含み、また金気が多く銀砂子のように日光に映じてちらちらとみえます。肩廻りに黒飴筋が双方から落ち合い、胴紐の下から一つになって盆付までなだれ掛かります。... 2011.07.07 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典