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人物

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松村八次郎 まつむらはちじろう

硬質陶器の先駆者。1869年(明治二)生まれ。佐賀県西松浦郡曲川村(西有田町曲川)の酒造家西山吉兵衛の五男。1891年(同二四)東京工業学校(現東京工業大学)を卒業し、翌年名古屋の松村九助の養子となっ...
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松尾徳助 まつおとくすけ

有田の陶家。早くから製陶燃料として石炭を用いることに着目し、ほとんど家資分散に至るまで苦心研究したが、1889年(明治二二)頃にやや良好な結果を得、次いで素焼のみは完全に石炭を使用しうる工夫を完成した...
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真葛長造 まくずちょうぞう

真葛長造 まくずちょうぞう京焼の陶工。先祖は近江国(滋賀県)出身。宝永年間(1704~111)七代宮川祐閑の時に京都に出で、知恩院門前(東山区)に住んだ。九代宮川香斎の時代には、楽屋と名乗って五条坂で...
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本多貞吉 ほんだていきち

肥前国大村領島原(長崎県島原市)の人。1766年(明和三)生まれ。陶法にくわしく伊予国(愛媛県)大洲・摂津国(兵庫県)三田などでも開窯したが、1807年(文化四)木米に随って金沢に来て春日山の製陶に従...
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朴平意 ぼくへいい

星山仲次と共に薩摩焼の元祖。清右衛門・興用の別名がある。文禄・慶長の朝鮮の役(1592~ー八)の際島津義弘に従帰し一時薩摩国日置郡串木野(鹿児島県串木野市)で開窯した。一六〇六、七年(慶長一一、二)頃...
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古川与一 ふるかわよいち

肥前国(佐賀県)大川内焼の陶画家。佐賀藩鍋島直正の侍臣で、通称は与一、また松根と称し、寧楽園・楢園・露庵などと号した。学は和漢を兼ね、和歌が得意で、また江戸の町絵師柴田是真につき画を学んだ。大川内焼(...
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淵孫左衛門 ふちまござえもん

肥前国(佐賀県)嬉野焼の陶工。享保年間(1716~36)その子七右衛門と共に名工として名高く、陶質諸器や屋根瓦をつくった。(『日本陶器全書』)
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藤村庸軒 ふじむらようけん

茶人。宗旦四天王の一人、庸軒流の祖。1613年(慶長一八)生まれ。名は政直のち当直、通称源兵衛、反古庵・微翁と号した。京都の富裕な呉服商十二屋の養子。実家の祖父は近江国(滋賀県)久田刑部実房で、実房の...
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福島正則 ふくしままさのり

桃山・江戸時代初期の武人。尾張国(愛知県)の人で、1561年(永禄四)生まれ。秀吉に仕え歴戦の功があり、文禄の朝鮮の役(1592~4)の際には、諸将と共に兵を率いて竹島に渡り、竹島において代官を勤め、...
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福島幸次郎 ふくしまこうじろう

肥前有田黒牟田窯の窯家。黒牟田特産の九〇センチから一・二メートル位の大皿を得意とし、1900年(明治三三)にはパリ大博覧会にも出品した。1918年(大正七)七月没、70歳。(寺内信一)