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俯見 ふしみ

山城国伏見(京都市伏見区)。俯見とは『日本書紀』にみえる古名。雄略天皇の十七年天皇は土師吾笥らに詔して朝夕の御膳に供する清器をつくらせました。この時吾笥の献じた諸国私有の工人中に山城俯見村の工人も入っていました。これらの工人を贅土師部といい...
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吹墨 ふきすみ

吹墨 ふきすみ墨を吹き掛けたような変わり色かおるのをいいます。この手法はおそらく中田明代の古染付が最初であるでしょう。さらにこれを型紙で外隈風に使いはじめたのは八‐問窯で、近世瀬戸の油皿に同様の手法がみられます。吹墨の手で古染付以外におもし...
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伏見人形 ふしみにんぎょう

伏見人形山城国伏見(京都市伏見区)の土製玩具。わが国の土偶産地の中心的存在でありましたが、その発祥についてはなんら記録が残っていないようです。一説に垂仁天皇の時野見宿禰の奏上によって殉死が禁じられ代わりに埴輪を用いた時、宿禰が呼び寄せた出雲...
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吹上文琳 ふきあげぶんりん

吹上文琳 ふきあげぶんりん吹上文琳 ふきあげぶんりん名物。唐物文琳茶入。松平不昧所持、熊沢一衛家旧蔵。(『茶道名物考』)ふきあげぶんりん 吹上文琳吹上文琳 ふきあげぶんりん唐物文琳茶入。中興名物。茶入の美しい景色に因んで小堀遠州が命銘したも...
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吹出釉 ふきだしぐすり

焼成中に降灰によって素地の衣面に偶然生じた釉沢。施釉の発明はこの自然現象から工夫したものであるでしょう。
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藤屋井戸 ふじやいど

名物。朝鮮茶碗、青井戸。加賀藤屋伝右衛門所持、柊屋市郎右衛門、石黒伝六を経て金沢横山章家に人りました。(『大正名器鑑』)
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山田宗徧 やまだそうへん

茶人。宗旦四天王の一人。1627年(寛永四)生まれ。周学と称し、また四方庵・力囲斎・如箭子・如竿子の号がある。京都東本願寺末の長徳寺の嗣子であったが、18歳の時宗旦に入門し、26歳で還俗して母方の姓山田を名乗り、鳴滝村(右京区)三宝寺のかた...
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柵島井戸 ふくしまいど

大名物。朝鮮茶碗、名物手井戸。もと福島正則所持。堂々たる大作で気宇雄大な茶碗。加賀家相伝。箱書は前田利常によって書かれており、おそらくその頃に同家に入ったものであるでしょう。(『名物記』『大正名器鑑』)
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伏焼 ふせやき

器物の口辺を下にして焼く方法。また伏積といいます。伏焼の習慣は古くからあるようで、中国・朝鮮では珍しくなく、わが国でも瀬戸の初代藤四郎が入宋して匝鉢を伝えるまでは伏焼だったので口辺が平らにつくられたといいます。しかしながら実際は窯詰の時重ね...
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富士山肩衝 ふじさんかたつき

富士山肩衝富士山肩衝名物。唐物肩衝茶入。小堀遠州所持、松平不昧に人り雲州家に伝わりました。(『茶道名物考』)ふじさんかたつき 富士山肩衝富士山肩衝 ふじさんかたつき唐物肩衝茶入。中興名物。胴の釉の景色があたかも富士山のごとき釉がかりを置形と...