お話 花三島 はなみしま 朝鮮産三島手の一種。時代は古三島よりやや降るようであります。地釉は青磁を見るような萌黄色が少しどんより曇った鼠色がかった色合であります。これに象嵌文様かおり、高台は土を見せないようです。文様は理路のようなものを矢筈に組んだ帯文様が一段あるよ... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 浜物 はまもの 明治維新後の貿易振興の機運に乗って、わが国各地産の陶磁器もまた横浜の雑貨貿易商の手を経て続々海外へ輸出され、好評を博しました。この海外仕向品を浜物と称しました。その年産額も年を追って累増しましたが、1923年(大正一二)の関東大震災により横... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 八吉祥 はっきっしょう 陶器文様の一種。車(時に鍾)・貝殻・傘・天蓋・蓮花・瓶・魚・長寿の寓両を現したものです。パックマン撲満の朝鮮音。痢のこと。垢は銭を貯える土器、貯金箱の一種であります。これは銭を入れれば出すことができないようにつくってあるようで、一杯になると... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 花山 はなやま 名物。瀬戸茶碗。茶碗の景色を花山になぞらえての銘であります。名古屋岡谷惣助家旧蔵、伝来は詳かではないようです。(『大正名器鑑』)ぱなりやき(新城焼)沖縄県八重山地区新城島の古陶。この島をパナリと称するのでやきものをも俗にパナリ焼といいます。... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 林窯 はやしがま 石川県小松市林町の古窯。1674年(延宝二)2月、金沢の人藤田吉兵衛、小松の人安吉屋喜兵衛らによって創始され、皿や鉢などの陶器を焼いていました。九谷村の藩窯に対しては民窯とみるべきでありますが、その製品は今日古九谷と称するものに混入している... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 埴 はに あかつち、粘土、へな。黄赤色のてりがあるので映土の約かといわれます。あるいは掘り始めた上の方の土を初土といい、その略かともいいます。『古事記』中巻(応神)の御歌に「波都溜は、膚赤らけみ、志波溜は、溜黒き故」とあるようで、「そほに」ともいいま... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 早船 はやふね 早船早船名物。楽焼茶碗、赤、長次郎七種の一つ。千利休が大阪にいて早船で京都からこの茶碗を取り寄せたことからこれを早船と呼びます。口造りは少し抱え、腰廻りから箆目が段を成して高台際に至る。高台はあまり高くなく、その縁に五徳目が二ヵ所あります。... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典日本茶碗茶道美術鑑賞辞典長次郎
お話 初桜 はつざくら 楽焼茶碗、久田宗全作、原叟銘。そのほんのりと赤味を帯びた様を3月の初桜の匂うような趣に見立てた銘であるでしょう。久田家所持、浜田家を経て名古屋の八木平兵衛家に人りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.20 お話原色陶器大辞典
お話 土師 はにし 埴為の意。略してはし。古く埴輪・土器などをつくる職。『大宝令』によれば、土師はただ天皇・皇族・三公以上の葬儀・祭祀を掌っていましたが、埴輪の制度が廃されましたので、のちには凶礼・陵墓の一切のことを掌りました。またのちには氏となりました。(『... 2011.07.20 お話原色陶器大辞典