金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

お話

お話

丼 どんぶり

丼 どんぶり丼鉢。厚く大きく深いやきものの鉢であります。もと丼鉢には蓋がないと決まっていましたが、今は蓋を用いることが多くなりました。丼の語は江戸時代に起こった語のようで、朝鮮語の湯器(タンパル)の転肌だろうと思われます。(『男重宝記』『万...
お話

鉛釉 なまりゆう

鉛化合物を主成分とする釉薬で低火度釉であります。鉛釉の起原は明らかでないが古くは初期のアアソリアにこれがあるようで、中世になってペルシアやトルコで盛んに用いられました。ヨーロッパでは八世紀頃イタリアで用いられ、以来その使用は絶えることなく、...
お話

夏山藤四郎 なつやまとうしろう

瀬戸茶入の一手。夏山という根元の茶入は、小堀遠州がこの手の茶入を数多く見たがその中でも特にすぐれて見事だからといって、藤原俊成の歌「夏山に青葉まじりの遅桜あらはれ見ゆるふたつ三つ四つ」を引いて銘としたといわれます。土は浅黄色に少し白色がある...
お話

蜻蛉玉 とんぼだま

蜻蛉玉 とんぼだまトンボウ玉ともいいます。軟ガラス製の装飾玉で、蜻蛉の目のように光るのでこの名があるのでしょう。『万金産業袋』によれば、トンボウ玉は瑠璃地または白地に赤花を散らしてやきもののように美しく、初め中国より渡来したもので、大阪の近...
お話

波枕 なみまくら

『万宝全書』には境春慶の茶入の土に波枕という秘伝があるといいます。『日本陶甕史』はこれを大きな誤りとし、波枕の口伝というものがもしあるならばそれは朝日春慶に違いないといいます。すなわち波枕とは釉際の下裾のところに躍り箆の躍り形があるのをいい...
お話

蜻蛉手 とんぼで

蜻蛉手 とんぼで安南染付の茶碗の別称。蜻蛉の絵が描いてある茶碗からこの称が出ましたが、のち広く呉須が散って模様が極めて不鮮明な安南染付茶碗のことを総称するようになりました。※しぼりで
お話

奈栄刷衝 なやかたつき

名物。輿中古茶入、藤四郎、蝋燭手。松平左近将監乗邑所持、その七代の孫松平乗承から高橋篇庵がこれを譲り受けました。(『大正名器鑑』)
お話

納屋助左衛門 なやすけざえもん

和泉国(大阪府)堺の商人。通称呂宋助左衛門。納屋は菜屋または魚屋とも書きいわゆる納屋衆の一人であります。1593年(文禄二)呂宋(フィリピン)へ渡航し翌年7月帰国、代官石田杢助を通じて豊臣秀吉に傘・蝋燭・生きた僻香獣二匹を献じ、かつ真壺五十...
お話

励子怨 ないしわん

口が非常に広く背が非常に低い碗で中国清朝の宮中で牛乳を入れたものです。宋の製作にすでにこの式のものがあるがこれはまだ牛乳を入れるものではなかりました。この名称は通俗的に使われているもので書物によるものではないようです。これには青花・五彩があ...
お話

烏の子手 とりのこで

唐物茶碗の一種で、薄づくりの肌に光沢のある卵色の釉が掛かり、あたかも烏の子紙の色そのままなので俗に鳥の子手と称します。中国宋代の名窯定窯でつくられたもので、当世風にいえば定窯白磁茶碗のことであります。この手で最も有名なのは『遠州蔵帳』にある...