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炭酸銅 たんさんどう

焼成すれば酸化銅となり緑・青・赤の着色剤として用いられます。普通炭酸銅と称されているものは真正炭酸銅(CuCO3)ではなく、塩基性炭酸銅(緑青ともいいます。CuCO3・Cu(OH)2)であります。市販品は組成が一定しませんから、常に一定条件...
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千倉石 ちくらいし

略して千倉といいます。その質は天草石に似ていますが、それより少し耐火性に富んでおり酸化鉄が多いようです。尾張・美濃(愛知・岐阜県)地方で素地・釉薬に用いられました。磁器の釉薬に用いると少し青味を帯びまた釉薬の光沢を増すために、呉須色を呈色さ...
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団琢磨 だんたくま

大正・昭和の実業家。1858年(安政五)福岡藩士二百石の神屋宅之丞の四男に生まれ、1870年(明治三)名門の福岡県権大参事団尚静の養嗣子となりました。翌年9月には黒田家より海外留学生に選抜されて黒田長知に従ってアメリカに留学しました。時に十...
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痴元 ちげん

銘。織部釉指頭の作である茶碗にこれがあります。作者も年代も共に詳かでないようです。一説に痴元は陳元贅の号であるといいますが、器の形式などから推して考えると疑問であります。(『をはりの花』)
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淡陶社 たんとうしゃ

加集眠平の淡路焼を伝えたものです。瑕平の没後その子の力太が伝統を継いですが、のち棒田倉吉らがこれを承けて会社組織に改め淡陶社と称しました。1903年(明治三六)淡陶株式会社となり食器・花器・玩具などの軟陶類を出したが、またわが国で初めての建...
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地虎瓶 ちこへい

中国の漢・魏の葬器に倣った瓶。古い尊曇の様式に倣って双耳のあるものが多いですが、様式はいろいろであります。(『飲流斎説1』)
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旦入 たんにゅう

楽家十代。九代了入の次男。初め市三郎、通称惣治郎・左兵衛、のち吉左衛門、譚は喜懐。旦入の名は吸江斎から宗旦の一字を与えられたものといいます。1811年(文化八)十七歳で家を継いでします。作行は父了入に似て素直でありますが、釉掛けは淡いきらい...
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縮れ ちじれ

火力の度と釉の強弱とが合致しない時は、釉が熔けきらずに残雪のむら消えの斑のように縮れることがあります。焼成技術からいえばこれは釉の欠点でありますが、その景色がおもしろいというので茶人の間で愛賞されるものもあります。茶の湯の茶碗の中で王者とさ...
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旦入日記 たんにゅうにっき

楽家十代旦入の日記。一巻。1819年(文政二)旦入が紀州家徳川治宝の招きによって初めて御庭焼に参上した時の日記であります。同年3月14日から4月26日帰京するまでのものです。『茶道全集』器物編三に収められています。
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智仁勇香合 ちじんゆうこうごう

香合の一種。水戸徳川家入札の時、祥瑞の烏差瓢箪香合・染付筋兜香合と、他の一つの香合との三つを、一つの箱に収めて、これを智仁勇香合と称しました。チソック誌石。墓誌を意味する朝鮮語。葬礼の器であります。死者の生年月日・行跡・墳墓の方向などを記し...