お話 立亀焼 たちかめやき 対馬下県郡厳原近傍立亀の磁器。宗家の日用品製作を目的として開創されましたが、その年は詳かでないようです。白磁または染付が多いようです。陶工に順太郎・卯兵衛らかおり、「立亀順製」の銘のあるものが残っています。また嘉永(1848-54)頃倉田源... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 竪野焼 たてのやき 鹿児島城下竪野にあった薩摩藩の御用窯。1620年(元和六)島津家久が先代義弘の遺命によって加治木(姶良市加治木町)の星山仲次(金海)を招聘して開窯させました。伸次は同じく帰化朝鮮人であった申主碩(田原友助)・申武信(田原万助)と共に創業しま... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 多治見焼 たじみやき 美濃国土岐郡多治見村(岐阜県多治見市)の産ではありますが、元来この地は土岐・恵那・可児三郡諸村の陶磁器を集散し、むしろ陶商の地として名をなしています。それだけに東濃諸窯の製品を総称して多治見焼ともいいます。この地の陶業は1641年(寛永一八... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 立杭焼 たちくいやき 兵庫県篠山市上立杭・下立杭の陶器。丹波焼ともいわれます。起原は鎌倉時代で、桃山以前のものを古丹波と呼び、寛永年中(1624-44)小堀遠州の好みにかかったものを遠州丹波といいます。中世の窯は害窯で山腹にあるようで、成形は紐づくりで、無釉であ... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 棚板 たないた 棚積(登窯窯詰法の一つ)に用いられる耐火土の方形の厚板。瀬戸の丸窯では、38cmに45.5cmの長方形で、厚さが3.8cmのものを並といい、45.5cm角で、厚さが3.9cmのものを大額といいます。エブタともいいます。※たなずみ 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 立鶴 たちずる 朝鮮系の茶碗に稚拙な立鶴を現したものがあるが多くは象嵌模様であります。御本茶碗に立鶴の絵のあるものには現に名物として残っているものもあります。対馬の伝説に、三代将軍家光が自ら立鶴の絵を描いて茶碗の意匠を授け、朝鮮に命じて焼かせた御本茶碗があ... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 田中窯 たなかがま 佐賀県東松浦郡北波多村田中字窯ノロにあった唐津系古窯。1701年(元禄一四)の椎ノ峰崩れの時陶工文四郎がこの地に来て開窯し、彼が没すると共に廃窯しました。製品は日用雑器で、鉄分の多い素地土に波形・蓮華形・渦巻形の刷毛目を施した現川焼風の下手... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 田代窯 たしろがま 肥前国松浦郡大川村大字東田代字甕屋(佐賀県伊万里市大川町東田代)の古窯。慶長(1596-1615)初年に起こり七年間で廃絶しました。壺・片口・茶碗・皿などを製し、透明黒緑色の釉薬が掛かっています。(『茶わん』四九) 2011.07.03 お話原色陶器大辞典
お話 橘 たちばな 中興名物。中国茶碗、染付。藍絵橘の文様が風雅で、高台廻りの作行が大寂びであるのは中国茶碗としては異色であります。今日通常呉須と称する手で、地釉は白鼠色、貫入が全部にわたりすこぶる安南茶碗の風があります。小堀遠州所持、細川越中守、松平左近将監... 2011.07.03 お話原色陶器大辞典