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玉垣文琳 たまがきぶんりん

大名物。漢作文琳茶入。『茶伝記録』に「伊勢より出たるによりかく名を云ふや」とありますので、伊勢神宮の玉垣に因んだ名であるでしょうか。『松屋日記』には「玉垣と珠光文琳と羽室文琳、此三つ天下に無隠文琳也」とあります。口造りは厚手で、捻り返しは浅...
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多々良安田原窯 たたろうあんたぱるがま

肥前国杵島郡武内村大字真手野字多々良安田原(佐賀県武雄市武内町)の古窯。文禄・慶長の役(1592-8)の際武雄藩主後藤家信に従帰した宗伝一味の工人によって開かれました。時代はおおむね慶長(1596-1615)末年であります。主として天目釉を...
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田土 たつち

田圃の底から採掘した粘土。丘陵の粘土が風化して雨水に洗われ、谷底に沈澱した粘土層を掘り出します。キメのこまかな鉄分の多いことが特徴で、水簸して肌の滑らかな有色妬器をつくるのに用いられています。粗妬器の原料は水簸せずに掘り出したままのものを用...
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多々良西嶽窯 たたろうにしだけがま

肥前国杵島郡武内村大字真手野字多々良西嶽(佐賀県武雄市武内町)の古窯。元和・寛永(1615-44)の頃黒牟田山から分派したもので、製品は壺甕類。壺には飴釉を肩の部分に厚く腰のあたりまで施した三方耳付のものが多く、伝世品はこれを高麗唐津壺と称...
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辰市手 たつのいちで

古瀬戸茶入の一手。本歌は小堀遠州所持で、大和国辰市の里(奈良市)から出たのでこの名があるといいます。土は薄赤色で石目があります。糸切は細くかすかに見えます。下釉は柿色に少し黒味があるようで、上釉は黒釉がむらむらと掛かってなだれのように見える...
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立上り たちあがり

内容物が外へはみ出さないように、器皿の身の口縁に付けた縁取り。香合・蓋物・重箱などに多くみられます。古いものほど高くつくられています。立上りの反対に蓋の足がありますが、これも足の短いものほど時代が若いようです。
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達磨茶入 だつまちゃいれ

茶入の形が数珠の粒の達磨というものに似ているものです。唐物茶入にこれがあるようで、下釉は艶のよい柿色、上釉は黒釉で黄釉が少しちらちらとみえています。(『茶器弁玉集』)
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駄知窯 だちがま

美濃国土岐郡駄知(岐阜県土岐市駄知町)の窯。一般に加藤景延の孫作十郎景治(あるいは久尻陶祖景光の弟景久の孫ともいう)を駄知陶工の始祖とします。しかしすでに1436年(永享八)の頃水野惣九郎という者がこの地に開窯したとの記録があるようで、また...
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楯ノ川内窯 たてのかわちがま

佐賀県武雄市山内町楯ノ川内の古窯。また立野川内とも書きます。隣地である板ノ川内は百間窯のあったところでありますが、窯跡からは磁器以前の有色陶器の三島手・刷毛目などが出土し、またその磁器製品は吹掛絵・墨はがしその他の手法をみな具備しています。...
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多嘴壺 たじこ

平安時代の須恵器釉陶の器種。球形に近い器体に細い口頚部を具え、肩に口頚部状で底のない装飾を複数個具えています。