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谷屋焼 たにややき

讃岐国志度(香川県さぬき市)の陶工谷屋某のつくったものです。明治初年の産で作風は同国の源内焼または庸八・尚八に似ています。器は主として線香立て・下盆など。(『讃岐陶磁器史稿』)
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玉取獅子 たまとりじし

獅子が手鞠をもてあそんでいる図柄。中国の赤絵物にこの図柄があります。明代永楽(1403-24)の名品と称されている圧手盃には、底足内に玉取獅子を描きその鞠の中に大明永楽年製の六字あるいは四字を米粒ほどに細書してあるといわれますが、永楽の真品...
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谷大海 たにたいかい

名物。古瀬戸大海茶入。小堀遠州の箱書付には大と口との二字を一字に合わせたようにみえ、また『小堀御遺物道具』には「大海大口稲留安左衛門」とありますので、この茶入はもと樋口某の所持したものかと思われます。遠州ののち稲留安左衛門、さらに諸家を転々...
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狸香合 たぬきこうごう

交趾焼。型物香合番付では前頭六枚目、しかし交趾香合中最も古作といいます。小堀遠州時代の注文品であるだろうともいいますが、その当時のものであることは間違いないでしょう。番付にも色絵と特に記しているように、色彩の鮮やかなことは抜群であります。伊...
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玉水 たまみず

名物。国焼茶入、薩摩焼。瓢箪、甫十。小堀遠州好み十個のうちであります。銘は『新古今集』大僧正行慶「つくづくと春のながめの寂しきはしのぶに伝ふ軒の玉水」の歌に因んです。遠州所持、1692年(元禄五)に小堀家を出て新発田藩溝口侯に入り、のち赤星...
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種子茄子 たねなすび

名物。漢作茄子茶入。種子島左近家所持、1825年(文政八)島津家久が同家より召し上げ、以来島津家に伝来。(『大正名器鑑』)
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田之浦焼 だのうらやき

鹿児島市清水町田之浦にあったものです。1863年(文久三)の薩英戦争の際、磯の集成館および錦谷陶場が灰熾に帰しましたので、1865年(慶応元)に藩庁が旧陶工を集めてこの地に窯を築かせました。しかし1871年(明治四)封土奉還のことがありまさ...
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玉木焼 たまみずやき

山城国長池の南字玉木池(京都府綴喜郡井手町)の楽焼。玉水楽ともいいます。楽家四代一入の妾腹の子てある一元の創始にかかり、楽家脇窯のうちで最も名のあるものです。1722年(享保七)T几没。二代弥兵衛は任土斎と号し、すこぶる妙手でありました。三...
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玉垣文琳 たまがきぶんりん

大名物。漢作文琳茶入。『茶伝記録』に「伊勢より出たるによりかく名を云ふや」とありますので、伊勢神宮の玉垣に因んだ名であるでしょうか。『松屋日記』には「玉垣と珠光文琳と羽室文琳、此三つ天下に無隠文琳也」とあります。口造りは厚手で、捻り返しは浅...
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田野焼 たのやき

高知県安芸郡田野町にあったものです。文政年間(1818-30)に京都の大川合林太郎が創始。林太郎は手琥釉が巧みでありました。なお1907年(明治四〇)頃山本常五郎もこの窯に従事したことがありました。(『尾戸焼』)