獅子が手鞠をもてあそんでいる図柄。中国の赤絵物にこの図柄があります。明代永楽(1403-24)の名品と称されている圧手盃には、底足内に玉取獅子を描きその鞠の中に大明永楽年製の六字あるいは四字を米粒ほどに細書してあるといわれますが、永楽の真品かどうか疑わしい。