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鶴田 純久の章 お話

名物。国焼茶入、薩摩焼。
瓢箪、甫十。
小堀遠州好み十個のうちであります。
銘は『新古今集』大僧正行慶「つくづくと春のながめの寂しきはしのぶに伝ふ軒の玉水」の歌に因んです。
遠州所持、1692年(元禄五)に小堀家を出て新発田藩溝口侯に入り、のち赤星家に伝わり、1917年(大正六)同家売立において一万八千円で益田家に入りました。
(『大正名器鑑』)

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