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石英粗面岩 せきえいそめんがん

第三紀の噴出岩でわが国に広く分布し、その分解物は優良な磁器原料であります。その分解の原因は十分明らかではありませんが、例えば九谷焼の花坂石および五国寺石、出石焼の出石石・柿谷石・飛谷石などは石英粗面岩の風化によるカオリン、有田焼の泉山石は硫...
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積藍 せきらん

中国磁器の釉色形容の一つ。『旬雅』によれば、清朝康煕窯の東青は二派に分かれ、緑色に近いのを豆青といい藍色に近いのを積藍といいます。『飲流斎説甕』には「積藍また舞藍と名く、作法洒藍と自ら別あるようで、たゞ藍色を釉汁に融和して甕釉の上にかけ洒藍...
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勢至堂窯 せいしどうがま

福島県須賀川市勢至堂にあります。この地は古くから粘土を産しましたが、明治初年二瓶豊三郎が安積郡福良村(郡山市湖南町福良)より移住開業し。1896年(同二九)開業者二名を加えもっぱら陶磁器の日用粗品を製出しました。(『福島県之窯業』)
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石榴尊 せきりゅうそん

石榴に似た形の尊。腹がはなはだ大きく、口もまた大きくて張り、項は短くて縮み、足は少しすぼんでいます。中国清朝雍正(1723-35)の器で、天青色をして底に篆書凸彫款のあるものは当時の官窯の雅品であります。豆青の一種にやや小さいものがあります...
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舞青 せいせい

中国磁器の釉色の形容で天藍色の濃いものを指していいます。俗にいう瑠璃色であります。コバルト顔料を配した釉の呈色で、古い時代のものは少し黒味があり落ち着きがよく、清朝乾隆年代(1736-95)のものは華やかであります。(『景徳鎮陶録』『毎雅集...
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石緑 せきりょく

朝鮮李朝の辰砂の原料。朝鮮語ショクロク。銅の酸化物である孔雀石で、還元焼成によってあのような辰砂の朱色を呈します。わが国のいわゆる辰砂は、朝鮮では真紅沙器・鮮紅沙器・朱点沙器などと呼びます。(『朝鮮陶磁名考』)
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精妬器 せいせっき

わが国においては戦前岐阜県陶磁器試験場長井深捨吉らの創製指導した工芸的技術による新興陶磁器をいいます。ブラオンと称する黄土などを素地に調合して磁器のような緻密なものとしましたので、各種の自由な装飾法が応用できました。
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石湾窯 せきわんよう

中国広東省広州府南海県石湾にあるようで、広東窯の系統に属します。明代より現れます。均窯に倣う藍斑の器を製し、わが国では生海鼠手と称して珍重されます。器は日常の雑器を最も多く焼き、胎は粗で白く、褐色の点があるようで、釉は藍色が鮮かで兎糸文が多...
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蜻蜒翅 せいていし

『匋雅』に「紋片滋潤活発にしてその紋の両旁に閃々として光あるものを蜻蜒翅という」、また『飲流斎説瓷』に「紫黒釉中に星点を現し、その光が螢亮で銕のようなものを銕繍花といいます。またその痕がやや長’くその光の閃燦して定まらないものを蛙股紋といい...
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瀬島熊助 せじまくますけ

鹿児島県の陶家。1871年(明治四)田之浦陶器会社の設立に参与し、会社解散後しばらく同窯を経営、のち今の田之浦慶田窯を開き主として輸出向け金ピカ物を製作しました。(『薩摩焼総鑑』)セスソレ朝鮮語で洗面用瓦器のこと。北鮮で普通に用いられます。...