『匋雅』に「紋片滋潤活発にしてその紋の両旁に閃々として光あるものを蜻蜒翅という」、また『飲流斎説瓷』に「紫黒釉中に星点を現し、その光が螢亮で銕のようなものを銕繍花といいます。
またその痕がやや長’くその光の閃燦して定まらないものを蛙股紋といい、また昨猛腿といい、また蜻蜒翅といいます。
同一の名詞でみなその似た所を形容するのである、凡そ紫黒の釉でこれらの紋のないものは見るに足らない」とあります。
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