お話 打出 うちで 中興名物。金華山茶入、大津手。本歌大津に因んで近江国(滋賀県)の地名打出の浜の名をとったものらしいです。総体に釉色の光沢が多くて景色は大変少なく、美観を置形の一なだれに集中しているのが特色。もと小堀遠州所持、松平備前守を経て秋元但馬守に伝わ... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 宇弥野 うねの 名物。朝鮮茶碗、御本立鶴。立鶴の彫り模様に寄せて鶴に縁のある地名を銘したものであります。箱書付に『古今集』巻第二十詠人知らず「あふみよりあさたちくればうねののにたづぞなくなるあけぬこの夜は」の歌が記されています。御本手中でもすぐれたものとさ... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 鶉焼 うずらやき 年代・窯所とも不明でありますが、京都市伏見区深草鶉山あたりで焼いたものでしょうか。交趾風の陶器で型物が多く、深草焼に似て質は軟弱であるといわれます。「鶉山」の印があります。(『陶器類集』『日本陶器目録』) 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 内野窯 うちのがま 肥前国藤津郡下宿村内野(佐賀県嬉野市嬉野町)の陶窯。創起はただ韓人の伝といわれるだけで確証がないようです。明和(1764-72)の初め廃絶しかけ有志者が辛うじて継続していたが、文政年間(1818-30)から次第に衰えました。つまりこの地は土... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 畝傍山 うねびやま 奈良県橿原市畝傍町にあります。『大和名所図会』には、この山のところどころから古陶器が多量に出土し、雨後には特に多く現れるがどれも欠け損じて完全なものは見られないと記しています。あるいはかつてすえものの製造地だったのではないでしょうか。なお1... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典
お話 泡抹 うたかた 中興名物。真中古茶入、大覚寺手本歌。証歌は『後撰集』恋歌伊勢「思川たえず流るs水の泡のうたかた人にあはで消えめや」。もと坂本周斎が所持、東本願寺に伝わり1823年(文政六)同寺失火の際には辛うじて焼け残り、駿河長直がこれを繕って再び同寺の什... 2011.05.09 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 内禿 うちはげ 器物の内側半分から外へだけ釉が掛かって、内底へは釉が掛からず土肌の見えるものです。ただし底に少しだけ掛かったものもあります。筒茶碗・香炉などにみられます。(『万宝全書』) 2011.05.09 お話原色陶器大辞典