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稲葉口広 いなばくちひろ

中興名物。破風窯茶入、口広手。稲葉丹後守がこれを所持したのでこの名があります。総体が黄色勝ちで光沢は極めて美麗であります。稲葉家に伝来し、後年大阪の上野家に入りました。(『古今名物類聚』『名物記』『大正名器鑑』)
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市江鳳造 いちえほうぞう

尾張藩士。文化・文政(1804-30)頃の人で市江鯉右衛門と称しました。若い時から製陶を好み、勤仕の余暇に陶法を平沢九朗に学んで茶器や雑器をつくりました。作風は九朗に似て工人風がなく、みな上品で大変雅致に富み、当時の人々に大いに愛玩されまし...
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市原定直 いちはらさだなお

土佐国(高知県)能茶山焼の陶工。土佐郡鴨部村(高知市鴨部)の人。峴山の子で、温三郎畑山とした。藩政の時常職の余暇に陶器のことを研究し、1866年(慶応二)10月に職を退いて陶窯を開いた。初め素焼の諸器をつくり楽焼も試みた。戊辰の役(一八六八...
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市来伊太郎 いちきいたろう

鹿児島県の陶工。幼い時に田之浦陶器会社に入り、1907年(明治四〇)御庭焼の陶工となりました。1927年(昭和二)7月市来窯を開き、同年12月没。(『薩摩焼総鑑』)
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市平 いちへい

播磨国(兵庫県)の陶工。モースは「舞子の陶工市平の作、形態巧妙にして陶技また優れたり」と述べています。(『日本陶器目録』)
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出雲陶器会社 いずもとうきがいしゃ

1922年(大正一一)7月30日の創立。社長谷弥一郎、工務長福間善蔵、技術部長船木運市、機械主任小室万市、描画主任福間定義。窯は布志名窯から二キロ程の山陰本線湯町(玉造温泉)駅前にあり、作品はまったくの布志名系統。使用粘土は邇摩郡の奥地や湯...
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市木野焼 いちきのやき

市来焼ともいいます。鹿児島磯海岸にあった窯の陶器。
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市兵衛 いちべえ

彦根藩窯湖東焼の主工寺尾市四郎の別名。一説では瀬戸にはばかって彦根で改名したといわれますが、窯場では市四郎を公称しました。※いちしろう
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出雲焼 いずもやき

出雲国(島根県)で産出する陶磁器の総称。楽山焼・布志名焼のほか多数のやきものがあります。各項参照。
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一元 いちげん

一元 いちげん楽の脇窯玉水焼の初代、通称玉水弥兵衛。楽家四代一入の妾腹の子で、一入没後母と共にその郷里南山城の玉水(京都府綴喜郡井手町)に移り、楽焼を習って玉水楽を始めました。一元はのちの法名。稀代の妙手で、長次郎の「太郎坊」や「聖」を写し...