市原定直 いちはらさだなお

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

土佐国(高知県)能茶山焼の陶工。土佐郡鴨部村(高知市鴨部)の人。峴山の子で、温三郎畑山とした。藩政の時常職の余暇に陶器のことを研究し、1866年(慶応二)10月に職を退いて陶窯を開いた。初め素焼の諸器をつくり楽焼も試みた。戊辰の役(一八六八)で従軍した時も陶窯のある土地に行けば必ず訪ねてその製法を記録、1873年(明治六)兵役を退いて帰郷し陶業に専念した。(『府県陶器沿革陶工伝統誌』)

いちはらけんざん

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