金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

お話

お話

上野喜蔵 あがのきぞう

豊前国(福岡県)の上野焼、肥後国(熊本県)の高田焼(八代焼)の創始者。もと朝鮮釜山の城主尊益の子で尊階(一説に尊楷)と称しました。文禄の役(1592-3)後加藤清正に従って来朝帰化し、肥前国(佐賀県)唐津に住んで陶器を製しました。その後朝鮮...
お話

赤焼物 あかやけもの

尾張常滑の鉄砲窯で焼いた赤色の吸水性に富む陶器の名称、略して赤物ともいいます。器は甕・壺の類。赤焼の製作は起原が最も古く、常滑焼本来の製品で古くから製出し、以来多少改良されたがただ形態が巧妙になったくらいで変化は少ないようです。(『常滑地方...
お話

赤坂焼 あかさかやき

筑後国八女郡羽犬塚村大字蔵敷字赤坂(福岡県筑後市羽犬塚)の産。同地の次郎吉という者が開窯したと伝えられるが年代不詳。一時途絶えたがのち藩の命令により三原富次がこれを再興、その後は当時の陶工緒方次助の子孫が経営。(『茶わん』五六)
お話

上野釉 あがのぐすり

瀬戸地方の陶器釉の一種。白色の釉肌に青黒色の斑点があります。九州の上野焼の釉色が、白地に青のなだれ釉が特色であるところからこの名が出たものであるでしょう。春丹の創始以来すなわち天保(1830-44)から明治の初め頃まで、主として瀬戸の北谷窯...
お話

秋風 あきかぜ

大名物。朝鮮茶碗、玉子手。堅手で卵色の光沢が深いので玉子手といわれ、銘は玉に因んで玉鏡、玉兎など月に縁のあるものが多く、この秋風の銘もまた月に思いを寄せたゆかりの銘であるでしょう。卵色と青白色の片身替わりで、茶溜まりの鏡落ちが小輪の段になっ...
お話

アブチュンノル

練土板を意味する朝鮮語。陶房轆轤場の近くに杭を打ち込み、テーブルのように上に板を載せて土を練る。(『朝鮮陶磁名考』)
お話

青 あお

窯業品の青の呈色はコバルト・鉄・銅などによります。染付の青(釉下着画の青)はコバルト青であって呉須で描きます。呉須はコバルト分を含む鉱物であります。染付はおそらくほかの色の総和よりも多く用いられています。鉄は還元焼成によって青色を出します。...
お話

青木八十八 あおきやそはち

→もくべい(木米)
お話

青山幸右衛門 あおやまこうえもん

肥前有田の陶商。明暦・寛文(1655-73)の頃常に京阪に往復して伊万里焼を売りました。当時は肥前磁器赤絵付の初期であったか、赤絵技法の秘密を京都の茶碗屋久兵衛に漏らし、久兵衛はそれを仁清に伝え、仁清は間もなく彩画錦紋の技巧を表現するように...
お話

青井宗十郎 あおいそうじゅうろう

肥前国八幡(長崎県佐世保市八幡町)の陶画工。1865年(慶応元)薩摩国(鹿児島県)の平佐焼に招かれ画法を教えました。平佐亀甲斑は宗十郎の伝授したものでしょうか。(『薩摩焼総鑑』)