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山田宗偏 やまだそうへん

茶人。宗旦四天王ノー人。1627年(寛永四)生まれ。周学と称し、また四方庵・力囲斎・如箭子・如竿子の号があります。京都東本願寺末の長徳寺の嗣子でありましたが、十八歳の時宗旦に入門し、二十六歳で還俗して母方の姓山田を名乗り、嗚滝村(右京区)三...
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鎗の鞘肩衝 やりのさやかたつき

鎗の鞘肩衝 やりのさやかたつき大名物。古瀬戸肩衝茶入。形が細長く槍の鞘のようなのでこの名を付けたのであるでしょう。『名物目利間書』には「太閤銘」、雲州松平家本『茶入名物記』には「利休銘」とあります。一説に明智光春が坂本城で最期の時、この茶入...
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遊撃半使 ゆうげきはんす

朝鮮茶碗ノー手。豊臣秀吉の文禄・慶長の役(1592-8)の講和使節として来日した遊撃将軍沈惟敬が携えて来た半使の手の茶碗であるといわれます。半使釉といわれる独特の釉に小ひびがあるようで、釉立ちは総体に柔らかみを帯びています。(『高麗茶碗と瀬...
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山茶碗 やまちゃわん

尾張・三河(愛知県)地方で俗に行基焼、時によって、藤四郎焼といわれるもので、極クー部で山茶碗とも呼ばれます。多分山地にごろごろ転がっている茶碗だからこのように呼ばれるのであるでしょう。これは『延喜式』にみえる山坏・小坏などであるらしいです。
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油香 ゆうこう

頭髪用の油を入れる器。中国明代正徳の款のある竜鳳の印食に、はなはだ香味の濃いものがあります。油香であって甕質が発するのではないようです。(『匋雅』)
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大和熊川 やまとこもがい

名物。朝鮮茶碗、真熊川。大和大納言秀長より藪内初代剣仲に贈ったものだから大和の名かおります。以来同家に相伝。(『大正名器鑑』)
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夕日山 ゆうひやま

朝鮮茶碗、呉器ノー手。その本歌はもと京都大徳寺にありました。外面の胴よリー面にかけて赤く美しい火変りが出ているので、その景色を見立てて夕日山と銘しませました。(『高麗茶碗と瀬戸の茶入』)
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山の神手 やまのかみで

瀬戸茶入ノー手。底に円座があります。これは茶入窯初焼の時にこの形をこしらえて山の神に供えた器物であります。必ず異風のものであります。(『本朝陶器孜証』)
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山道 やまみち

器物の口辺が尋常でなく、あたかも山道のように凹凸をなすものです。楽茶碗の五岳などがその例であります。
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山桜 やまざくら

山桜 やまざくら中興名物。真中古茶入、野田手。銘は『古今集』よみ大しらずの「山たかみ大もすさめぬさくら花いたくなわびそ我みはやさむ」によります。一名三国。江戸冬木家所持、益田家に入りました。(『茶道名物考』)