茶杓 小堀遠州造茶杓 こぼりえんしゅう 共筒 銘柏樹子 江月追書 小堀遠州造茶杓節上両側に縞の流れをみる。本樋の節は高く、節裏を抉る。樋は深く撓めは強い。孤篷庵庭前の竹である。筒は上部なかばから面取りし「柏樹子」と江月筆でつつましく書き付ける。側面から背面にかけて「孤篷庵主截庭前離辺竹鳩工、目之子一日為救... 2024.11.28 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 小堀遠州造茶杓 やわたこぼりえんしゅう 共筒 歌銘玉緒 滝本坊贈 小堀遠州造茶杓八幡名物。浅い一本樋の逆樋の節脇と、節から追取にかけてひと流れの媒色の景色をみせる。薄造り。筒は真筒で面取り。遠州自筆で「〆 滝本坊玉緒 宗甫」、側面から「初春のはつねのけふのたまはゝき手にとるからにゆらぐ」と二行書し、正面の... 2024.11.28 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 小堀遠州造茶杓 こぼりえんしゅう 共筒 銘くせ舞 小堀遠州造茶杓遠州第一の美杓と称せられる。節を中心に斑文を重ね、見事に天下一の景色をなしている。筒は黒竹の皮を数条残してしのぎ削りとし、会心の作となっている。「くせ舞」の銘書付は見事である。筆跡は宗慶(遠州の長子)との説もある。『遠州蔵帳』... 2024.11.28 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 小堀遠州造茶杓 こぼりえんしゅう 共筒 銘糸桜 孤篷庵常什二十二本の内 小堀遠州造茶杓片身替りにごまの景色十分で、一見して遠州とわかる茶杓である。撓めは強く直腰で、節下はやや厚造りである。筒は竹を用いて下方に虫穴があり、寂び味あふれる筒である。銘は糸柳の歌を短冊形の切り紙に「糸桜たちましる桜は花にあらはれてさか... 2024.11.28 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 小堀遠州造茶杓 こぼりえんしゅう 共筒 銘有馬山 江月添書 孤篷庵什 小堀遠州造茶杓煤色のさびをまじえた竹の折撓めは、後世に有馬山形と称される形をなす。すなわち櫂先が薄くきっぱりと撓めて鋭い。節下は腰簔の景色で節上の白さびと対照し、かつ調和している。筒は真削りの白さびに、正面遠州筆「於摂州有馬湯作ル孤篷宗甫」... 2024.11.25 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 小堀遠州造茶杓 こぼりえんしゅう 共筒 歌銘青苔 小堀遠州造茶杓八幡名物。茶杓は櫂先を折撓め、節へかけて湾曲する線が強い。銘「青むしくい苔」 どおり斑文が露から流れ、節際に虫喰があり、景色十分の厳しい佗び味がある。筒は真筒の面取りに、「メ 滝本御房茶床下 宗甫子」、側面か「伊勢物がたりには... 2024.11.25 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 後西天皇造茶杓 ごさいてんのう 共筒 予楽院茶杓箪笥 後西天皇造茶杓逆樋竹で節を境として上下に色を分ける。節上は白さびに淡い煤色をまじえ、節下は濃い煤竹色である。節上を短く、節下の長い造形は天真爛漫の勅作として古来名高い。筒は「胡麻竹のやや細目の筒には、極めて愉快な刀が入れてあって、むしろ児技... 2024.11.25 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 江岑宗左造茶杓 こうしんそうさ 共筒 銘雪 江岑宗左造茶杓本樋が浅く節高で蟻腰をなす。櫂先は長く折撓めがゆるやかにして静かな茶杓である。この時代の茶杓には江戸初期のおおらかさがまだ残されている。筒は皮を残した草筒のしのぎ削りの面取りで「メ雪左(花押)」と簡潔な書入れが雪を感じさせる。... 2024.11.25 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 剣翁紹智造茶杓 けんおうじょうち 共筒 銘ゆづりは 剣翁紹智造茶杓利休形を慕った古風な作行きで、先は長く双樋で、腰は低く景色はない。筒はごま竹の上下を幅広い刀痕を残して削り込む。面取りをして朱の漆書で「ゆつりは(花押)」とある。藪内家は家祖剣仲、二代真翁、三代剣翁と続く。剣翁は名を宗利、休甫... 2024.11.25 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 慶首座造茶杓 けいしゅそ 利休ヘギ箱 慶首座造茶杓下がり節で、慶首座の典型ともいうべき形である。櫂先の幅は広く、ゆるく撓めて双樋があり、本樋の節下にごまをみる。節はやや高い。筒は代用物でヘギ板の四角を紙で貼り合わせた佗びた箱で、利休筆の「慶首座茶杓」と書付がある。初名宗慶、慶主... 2024.11.25 茶杓茶道美術鑑賞辞典