お話 松村八次郎 まつむらはちじろう 硬質陶器の先駆者。1869年(明治二)生まれ。佐賀県西松浦郡曲川村(西有田町曲川)の酒造家西山吉兵衛の五男。1891年(同二四)東京工業学校(現東京工業大学)を卒業し、翌年名古屋の松村九助の養子となった。1896年(同二九)硬質磁器の特許を... 2011.09.20 お話人物原色陶器大辞典
お話 Mattglaze マットグレイズ 着色の有無にかかわらずその表面に艶のない高尚温雅な釉をいう。艶消し釉である。その表面に艶がないのは釉に上掛け腐蝕またはサンドプラストして艶を消したのではない。その調合物が熔融し冷却に際し、その中のある成分が結晶析出して表面に現われ艶を消した... 2011.09.20 お話原色陶器大辞典
お話 松ヶ谷焼 まつがたにやき 松ヶ谷焼向付肥前国(佐賀県)小城郡岩松村の磁器。松香渓焼ま松谷焼・松香焼ともいう。天和年間(1681~14)に同村松香渓と呼ばれる地に小城藩主の別邸が建築されると、これの御庭焼として開かれたものである。記録によれば1699年(元禄一二)に南... 2011.09.20 お話原色陶器大辞典
お話 松尾徳助 まつおとくすけ 有田の陶家。早くから製陶燃料として石炭を用いることに着目し、ほとんど家資分散に至るまで苦心研究したが、1889年(明治二二)頃にやや良好な結果を得、次いで素焼のみは完全に石炭を使用しうる工夫を完成した。1896年(同二九)五月に大隈氏が有田... 2011.09.20 お話人物原色陶器大辞典
お話 猿爪窯 まずめがま 岐阜県瑞浪市陶町猿爪にある。久尻窯の祖と伝えられる筑後守景延の弟太郎右衛門尉(一説に伊右衛門)景貞が1578年(天正六)この地に窯を開いたのをそのはじめとしているが、この窯はいくばくもなくして廃窯となり、その後永らく陶煙が絶えていたが、18... 2011.09.20 お話原色陶器大辞典
お話 正木焼 まさきやき 正木焼 まさきやき尾張藩の臣正木宗三郎(一説に惣三郎、晩年宗兵衛)父子がつくったもの。宗三郎は寛政年間(1789~1801)の人で、製陶を好み勤仕の余暇に器物をつくり瀬戸窯および御深井窯で焼かせた。その器が今に初代正木として賞される。所掲の... 2011.09.20 お話原色陶器大辞典
お話 Magnesia磁器 マグネシアじき 純マグネシア単味、または広くマグネシアを主成分とするか、あるいは相当量含んだ特種磁器をいう。滑石磁器(ステアタイト)・フォルステライト磁器・コージェライト磁器などもこれに含まれる。概してマグネシア磁器は膨張係数が小さく耐熱性がよいため、電熱... 2011.09.20 お話原色陶器大辞典
お話 真葛長造 まくずちょうぞう 真葛長造 まくずちょうぞう京焼の陶工。先祖は近江国(滋賀県)出身。宝永年間(1704~111)七代宮川祐閑の時に京都に出で、知恩院門前(東山区)に住んだ。九代宮川香斎の時代には、楽屋と名乗って五条坂で釉薬商い、陶器の焼継ぎを業としていた。長... 2011.09.20 お話人物原色陶器大辞典
お話 本朝陶器攷証 ほんちょうとうきこうしょう 書名。全六巻、伊勢国(三重県)田丸藩の家老金森得水の著。安政丁巳(1857)秋仲凹隅老人の序文、および「七十五叟得水しるす」との著者の序がある。また安政四年(1857)秋八月男金森長雄の奥書がある。巻頭にみえる孫金森仲の1893年(明治二六... 2011.09.20 お話原色陶器大辞典書本
お話 本多貞吉 ほんだていきち 肥前国大村領島原(長崎県島原市)の人。1766年(明和三)生まれ。陶法にくわしく伊予国(愛媛県)大洲・摂津国(兵庫県)三田などでも開窯したが、1807年(文化四)木米に随って金沢に来て春日山の製陶に従事し、木米の帰洛後なお留まって作陶した。... 2011.09.20 お話人物原色陶器大辞典