お話 伊万里屋五郎兵衛 いまりやごろべえ 江戸の陶商。寛文年間(1661-73)仙台藩主伊達侯の依頼で有田に二年間留まり辻喜右衛門に磁器をつくらせ、伊達家からこれを内裏と仙洞御所に献納しました。辻家はこの時から宮中供御の磁器を調達することとなり、以後鍋島家を経て進献しました。(『有... 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 井上世外 いのうえせがい 本名馨。明治の財政政治家・外交家。世外はその号。1835年(天保六)長門国(山口県)に生まれ、近代日本資本主義の育成に貢献し、また文化財の保全に努めました。世外はまた1895年(明70治二八)の還暦の頃から東京でしばしば茶会を催し、晩年の1... 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 今泉今右衛門 いまいずみいまえもん 肥前有田の窯家。寛文年間(1661-73)に始まった赤絵屋十六軒のうちの一つで、代々赤絵付を専業とし現在は十二代目。五代今右衛門(覚左衛門)の時初めて鍋島侯から錦付御用の命を受けました。十代今右衛門(藤太)の時御用窯が廃止になり磁器窯を築い... 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 井上千吉 いのうえせんきち 幕末の京都の陶工。美作国久米郡宮部下村(岡山県久米郡久米町)大森実蔵の陶工場に来て京陶の製法を伝授、安芸国賀茂郡原村(広島県賀茂郡八本松町原)の石丸品蔵らはその教えを受けました。(『府県陶器沿革陶工伝統誌』) 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 今泉源内 いまいずみげんない 号を子日庵といいます。尾張藩士で寛政(1789~1801)頃生まれました。茶道に通じその方でも有名でありました。嘉永(1848~54)の頃古稀の祝いに自ら俵状の点茶茶碗を数個つくり瀬戸窯で焼かせました。その他各種の茶器をつくり所掲の款を刻し... 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 妹背山 いもせやま 名物。金華山茶入。生海鼠手。銘は『新勅選集』雑歌権中納言国信の「浅みどり霞わたれる絶間よりみれどもあかぬ妹背山かな」に因むもので、見所が多い点を賞美しています。享保(1716-36)の頃島原藩主松平主殿頭が所持、その後松平周防守康福、田沼大... 2011.05.06 お話原色陶器大辞典
お話 井上退甫 いのうえたいほ 尾張藩士、名は豊次郎、寛政年間(1789-1801)の人。千村白就の実弟で茶事の心得かありました。勤仕の余暇に自分自身で陶器をつくって楽しみとしましたが、作振りは白就に似ているといわれます。所掲の印を用いました。(『をはりの花』) 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 今泉藤太 いまいずみとうた 有田の陶家今泉今右衛門の十代目を継いでします。明治維新前後の人で稲富武平の二男、幼少の頃から今泉家で養われました。高橋道八から陶法を学びまた服部杏圃に西洋風の上絵付を習いました。ワグネルが有田にいた時には彼について上絵付窯の引出し色見などを... 2011.05.06 お話人物原色陶器大辞典
お話 芋子 いものこ 瀬戸茶入の一手。土釉赤色、大方水釉が掛かっています。薄浅黄土もあり、糸切はよいです。口造りの捻り返しもよく、自然の甑のあるものもあります。下釉は濃柿に梨地があります。上釉は薄黒釉が腰まであり、これを腰替わりといってひときわ賞翫します。流れは... 2011.05.06 お話原色陶器大辞典