古唐津の流れ 本手瀬戸唐津 茶碗 絵唐津茶碗のほとんどは、雑器生まれの小振りのものが多いが、この茶碗は抹茶茶碗としてつくられたようで、高麗茶碗の熊川を思わせる端反りの深々とした形姿は、堂々たる貫禄を示している。 表裏にある十数条の線文は木賊に見立てられて […] 2022.12.26 古唐津の流れ唐津日本茶碗
古唐津の流れ 斑唐津皮鯨茶碗 斑唐津皮鯨茶碗斑唐津皮鯨茶碗十六世紀 帆柱窯高6.6 径11.6砂気の多い灰白色の土。 縮緬皺があらく、高台露胎部分の炎が直接あたったところは狐色になっています。全体に薫灰釉が厚くかかり、直接炎があた... 2022.12.22 古唐津の流れ唐津日本茶碗
古唐津の流れ 叩き 朝鮮唐津 一重口 水指 高さ14.0cm 口径18.3cm 底径15.4cm 朝鮮唐津一重口水指と称して、茶人の間では声価の高い作品である。たしかに、唐津焼の茶陶のなかでは最も茶にかなった漏洒なものの一つである。紐作りでずんどう形に立ち上がら […] 2022.12.22 古唐津の流れ唐津日本日本の陶滋日本陶滋全集水指
古唐津の流れ 奥高麗茶碗 奥高麗茶碗十七世紀初期高9.2 径14.8鉄分のややある砂気の土で、熊川茶怨形の奥高麗です。八字型に近い高台で、高台内に兜巾が出ています。 見込みに逆の字の轆轤目があり、目跡が三か所残っています。 長... 2022.12.20 古唐津の流れ唐津日本茶碗
唐津 奥高麗茶碗 銘「かすがい」 奥高麗茶碗 銘「かすがい」十七世紀初期 市ノ瀬高麗神窯高7.8 径15.2青井戸形の姿で、砂気のある胎土です。高台は竹の節で、高台ぎわの削りは狭く、高台内の削りは浅いです。 土灰分の多い長石釉が柄杓で... 2022.12.19 唐津日本茶碗
唐津 三島唐津象嵌耳付水指 三島唐津象嵌耳付水指十七世紀前期 大草野窯高17.2 径17.9田中丸コレクション蔵鉄分のややある土で、板起こしづくり。口縁を内側に折り曲げ、高台はべた底で、貝高台の跡が四か所残っています。全体を二重... 2022.12.18 唐津日本日本の陶滋日本陶滋全集水指
古唐津の流れ 叩き朝鮮唐津船徳利 叩き朝鮮唐津船徳利十七世紀初期 藤の川内窯高23.3 径18.6いわゆる掘り出し唐津の手です。鉄分の多い土で、叩きづくひしゃくり。鉄の黒飴釉と藁灰釉が柄杓で無造作に流しかけしてあります。 底部には鉄分... 2022.12.17 古唐津の流れ唐津日本日本の陶滋花入
古唐津の流れ 唐津櫛刷毛目花生 高さ25.3㎝口径9.0×11.5㎝底径9.5×12.5㎝ 唐津の花入は決して少なくないが、不思議なことに絵唐津の花入はごくわずかしかないようです。おそらく志野と同じで、絵のある花器は花の興趣を殺すからという配慮があった […] 2022.12.17 古唐津の流れ唐津日本花入