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鶴田 純久の章 お話

十六世紀 帆柱窯
高6.6 径11.6
砂気の多い灰白色の土。 縮緬皺があらく、高台露胎部分の炎が直接あたったところは狐色になっています。全体に薫灰釉が厚くかかり、直接炎があたった外側全体はピンク色、内側は黄味をおびた灰白色となり、見込みに降灰による青色の斑文があります。口縁部の鉄釉をかけた文様を昔の茶人は鯨の皮に見立てて、皮鯨と称して珍重しました。 飲食用の茶碗です。

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