福の神 ふくのかみ

福の神 ふくのかみ 叩き黒唐津三足水指

叩き黒唐津三足水指。耳付。叩き上げ造りで轆轤調製。この手には必ず内部に叩き目が残っています。
胴締めぎみ、口は矢筈で、少し焼け垂れの前かがみ、底に小さな三足を付けます。胴体上部に太く下部に細い横箆、腰箆二線、首部にも強い箆筋をめぐらしています。
ねっとりとした素土に唐津特有の黒飴釉をかけ、釉色強く一部に濃淡あって景色をなしています。
この水指のよさは、何よりも素朴な箆線の強さにあります。
底面と蓋裏にL字状の刻文がみえます。
「福の神」の銘はその面相に愛嬌があるからでしょうか。甕屋の谷窯の製。姿からも織部の好みが想像されます。
《寸法》高さ20.3 胴径(耳含)21.9 蓋径12.5 底径18.7

About the author: Yoshihisa Tsuruta

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