十七世紀初期高9.2 径14.8鉄分のややある砂気の土で、熊川茶怨形の奥高麗です。八字型に近い高台で、高台内に兜巾が出ています。 見込みに逆の字の轆轤目があり、目跡が三か所残っています。 長石釉が黄味をおびた淡紅色に発色しています。