金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

焼き物

お話

綾杉・文杉・文椙 あやすぎ

傾斜の異なる平行斜線文二つを合わせた形状を、杉の葉に見立てて綾杉または杉綾といいます。綾杉文ともいいます。彫三島・釘彫三島などにこの文様があります。英語・ドイツ語では、同じ文様を魚骨に見立ててherring-bone(ヘリンボン、にしんの骨...
お話

旭焼 あさひやき

明治の初めに東京大学の御雇教師だったドイツ人ワグネルが創製した陶器。1883年(明治一六)講義の余暇に植田豊橘を助手として一ツ橋(千代田区)の東京大学応用化学実験室で研究を始め、翌秋小石川区西江戸川町(文京区)に窯を築き、自費で数々の試験を...
お話

朝日軒 あさひけん

三重県の陶器。モースは「朝日軒タナ吉1879年(明治一二)山田村で陶器を作ります。幾分高田焼に似たり。記号に万古の押印または朝日軒造りの彫印あり。製品急須茶碗等」といっています。(『日本陶器目録』)
お話

履焼・足駄焼 あしだやき

古信楽の底に凹または凸の下駄の歯のような印のあるものです。信楽の足駄焼、伊賀の下駄起こしはほぼ同時代のものと思われます。昔伊賀・信楽の轆轤台は極めて不完全で凹凸があり、とりわけその棹を嵌め込んだ二本の桟は凹凸がはなはだしく、その上で成形した...
お話

新しい陶芸の茶会 あたらしいとうげいのちゃかい

現代の茶会を再構成しようと1956年(昭和三一)11月に裏千家と現代陶芸作家五氏が協力して催した新しい陶器による茶会。茶道が生活工芸の総合的な造形的演出の上に成り立っているとするならば、広い意味での現代工芸運動そのものに対して、指導的な立場...
お話

朝日順慶 あさひじゅんけい

尾張瀬戸の陶工加藤藤三郎景慶。陶祖藤四郎の子藤五郎正基の先妻の子で、祖父の家を弟の基通に継がせ、自分は分家して母方の姓の朝日を名乗り名を順慶と称しましたが、その後絶家しました。(『をはりの花』『新編瀬戸窯系統譜考』)
お話

阿品焼 あじなやき

周防国(山口県)の陶器。モースは「1869年(明治二)岩国川に臨む阿品村にはじまり1882年(同一五)まで陶器を製出す、その品は雄健にして趣に富み唯一の例外を別とし殆んど無銘なり」といっています。(『日本陶器目録』)
お話

圧手盃 あっしゅはい

口が外に広がった盃すなわち端反りの盃で、手にした時盃の上部が手を圧するところから圧手盃といいます。押手盃といい、甕というのもみな同じ意味であります。手に持つのに便利であります。(『飲流斎説甕』)
お話

朝日手春慶 あさひでしゅんけい

古瀬戸茶入の一手。瀬戸の初代藤四郎の晩年の作品をその法名に因んで春慶といいます。美濃国(岐阜県)朝日という所に移ってこの手だけを焼き広めましたが、類の少ない茶入で土釉・細工・格好ともよく、薄手で、万事に申し分のない茶入であるといわれます。口...
お話

樽茶入 あしのちゃいれ

唐物茶入の一手。形が酒器の樽に似ているところからこの名があります。(『万宝全書』)