お話 冠手 かんむりで 染め付けで唐冠の文様のあるものです。これに笏などをあしらったものがあります。明染め付けのものか最も貴ばれます。カンモ朝鮮の蹴継輸の下盤の孔にはめる磁製の輪。継輯の摩擦による抵抗を少なくするための部分品。(『朝鮮陶磁名考』) 2011.05.26 お話原色陶器大辞典
お話 瓦 かわら 【文献上の考察】『倭名類聚抄』に「蒋紡の切韻に云ふ、瓦は五寡の反と。和名加波良。泥を焼いてつくり、屋宇の上を蓋ふ。蓬莱子の造るところなり」とあります。カハラは梵語の転誂だともいうがどうでしょうか。その伝来からみるとおそらく当時の朝鮮語から転... 2011.05.25 お話原色陶器大辞典
お話 寒月 かんげつ 名物。楽焼き茶碗、黒、空中作。黒筒茶碗で口が一部食い違い、その付近に内外にわたって黄釉で半月の景色が現れているためこの銘を得たのであるでしょう。半月模様のほかは全部皿一釉で光沢が麗しく、高台の脇に黄釉中に光甫の彫名かおります。大阪竹田家の蔵... 2011.05.25 お話原色陶器大辞典
お話 唐津石はぜ からついしはぜ 唐津焼のうち窯内の火加減で自然に石はぜのできたものです。この手の茶碗で『大正名器鑑』収録のものが二碗あります。一つは藤田家蔵で、胴より腰にかけて大石はぜが甕を打ち割ったようなおもしろい景色をなし、小服唐津茶碗中有数の珍器と評されるものです。... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典
お話 唐瓶子 からへいし 名物。漢作唐物茶大。総体に薄紫色の地に黒釉で模様を表わし、形状極めて優美な茶大。もと土屋相模守の所持、のち若狭の酒井家に伝来。(『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐丸壺 からまるつぼ 大名物。唐物茶大。総体に梨地釉の上に黒飴釉がむらむらと掛かり、置形には黒飴釉が口縁から肩に伝わり、釉溜まりに少々蛇娼色をみる。甑際に沈筋が二線、胴中より上に同じく一線あり、裾以下は薄鼠色の土をみせ、糸切はこまかく、手取りは軽く、無疵でおとな... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐物円座 からものえんざ 名物。漢作唐物茶入。総体に黒飴釉が光沢美しく唐物円座の本歌ともみるべき茶入であります。もと京都本能寺の什物、のち豊臣秀吉の所持となりこれを利休に下賜、その後一時徳川幕府の什物となったが姫路酒井侯が拝領しました。(『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話原色陶器大辞典名物大正名器鑑茶入
お話 唐物耳付 からものみみつき 中興名物。漢作唐物茶入。手取りが軽く釉質は上手で、雅作精巧なものです。もと土屋相模守の所持、のち久しく江戸十人衆仙波太郎兵衛のもとにあり、1883年(明治一六)4月同家から小松宮彰仁親王に献じられました。(『古今名物類聚』『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 唐物装蹄 からものろてい 名物。唐物茶入。口造りが装蹄状をなし、総体に光沢が麗しく、無疵で景色の変化がおもしろい茶入。万治(1658-61)以前から大阪鴻池家に伝来しました。(『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話原色陶器大辞典名物大正名器鑑茶入