お話 正意 しょうい 遠州時代の人。京都室町四条下ル(中京区)に住んでいた眼医者である(一説に和泉国(大阪府)堺あたりの人でのち京都へ移ったという)。尾張瀬戸に下り初代藤四郎の風を倣って一種の鉛土を発見し茶入を焼いました。飴釉にほんのりとなだれが現われたのを特徴... 2011.06.17 お話人物原色陶器大辞典
お話 サーベ さーべ イランの首都テヘランの南にある中世ペルシアの陶器産地。レイと共に1220年モンゴルによって破壊されました。サーベの製品はレイとカシャーンの強い影響を示す。ミナイ手をはじめ美しい彩色陶がサーベから得られていますが、中にはカシャーン、レイそのま... 2011.06.10 お話原色陶器大辞典
お話 祭紅 さいこう 中国磁器の銅紅釉であります。明朝宣徳年代(1426-35)に至って初めて発明されました。天子が天地四方を祭る郊壇の祭品の用具であることから祭紅の名が出ました。その色は朝霞の舞色のようであります。それゆえ黄紅とも称します。また積紅・酔紅・鶏紅... 2011.06.10 お話中国原色陶器大辞典
お話 鈎窯・均窯 きんよう 中国北宋代の名窯の一つで、磋酸の多い青磁釉が還元焔で白濁した幻想的なラベンダ一釉を特色とします。このようないわゆる海鼠釉の発祥はすでに唐代にきざしており、河南省郊県の窯では黒磁の釉上に藁灰の白濁釉を掛けたものを盛んにつくっています。現在鈎窯... 2011.06.01 お話原色陶器大辞典
お話 金欄手 きんらんで 陶磁器の肌にあたかも金欄のように金色で描かれた文様のあるものを金欄手と総称します。この金彩文様は中国では古く宋代から用い始められたらしく、黒定や柿定・白定・天目などの茶碗の内面に金箔を切って文様としたものを焼き付けた例がみられます。朝鮮の高... 2011.06.01 お話原色陶器大辞典
お話 伽藍石 がらんせき 伊賀焼の香合などに、古寺の土台石を模して渋味を表したものがあります。焦げのある伊賀の伽藍石の香合に水を与えますと、ほとんど奈良石の伽藍さながらで、まさに伊賀の独壇場というべきであるでしょう。茶道初期の作であります。(『伊賀及信楽』) 2011.05.29 お話原色陶器大辞典
お話 漢鶴 かんつる 名物。漢作鶴首茶入。昔、和泉国(大阪府)堺に大鶴・小鶴という二つの漢作茶入があり、これはその一つ。添書によりますと、徳川二代将軍秀忠が関東巡視の際、安芸藩祖浅野長政の臣で信房という者、長政に代わって案内し、その賞としてこの茶入を拝領したとあ... 2011.05.26 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 広東窯 かんとんよう 中国広東省産出の陶磁の総称。中でも肇慶府陽江県の広窯、広州府南海(仏山)県の石湾烏広州府の釉上着画業は有名。近年の中華人民共和国による調査によって広州西村窯という名窯が発見されましたが、これも広義の広東窯に入るといえましょう。※こうよう※せ... 2011.05.26 お話原色陶器大辞典
お話 堪忍肩衝 かんにんかたつき 名物。唐物、肩衝茶入。異色な銘でありますが、その姿、感じがいかにも重厚円満で、よく物に堪え忍んでいるようなのでこの銘があるのでしょう。『古今名物類聚』はこれを唐物の部に入れていますが、むしろすべての点て古瀬戸に近いといわれます。作行は大寂び... 2011.05.26 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入