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陶芸

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古薩摩文琳 こさつまぶんりん

名物。国焼茶入、薩摩焼。釉色に変化が多く寂味に富んだ古薩摩焼の文琳茶入であります。箱に寸松庵と認めてあるようで、これは大徳寺第百九十五世翠巌和尚の晩年に住した紫野の寸松庵であるらしく、この茶入も一時は同庵の什物であったのであるでしょう。
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五山筆格 ござんひっかく

山五つを具えた筆架けをいいます。すなわち筆四本を架けるのであります。『考槃余事』に寄窯の五山・三山の筆格がみえます。
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呉山焼 ござんやき

加賀金沢の陶器。原呉山の作。呉山は姓を原、名を与三兵衛といい、通称紺屋伊右衛門。1827年(文政一〇)金沢十関町に生まれました。風雅を好み多芸多能で、永楽和全と交わり深く、木米に私淑し、文久年間(1861-4)金沢卯辰山麓に窯を築き楽焼きを...
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小貫入 こかんにゅう

朝鮮産井戸茶碗の一手。また小ひび手の井戸ともいいます。古井戸の脇、すなわち古井戸よりも下手とされます。釉にこまかい貫入があって比較的小形のものです。(『茶咎図彙』)
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国分窯 こくぶがま

滋賀県大津市国分にあった膳所焼古窯の一つで、江戸初期から焼かれ、茶陶の作かおる。瀬戸系の陶法で鉄釉を主とし、瀬戸に似ています。窯が谷に窯跡があります。
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菰山焼 こざんやき

伊勢国三重郡菰野村字湯の山(三重県三重郡菰野町)の陶器。弘化年中(1844-8)同村の土井市蔵(穆々斎と号した)がこれを始め、時の領主土方山城守より菰山焼の銘を賜ったといいます。主として茶器を出しましたが、のち窯を同村字南瀬古に移し三代目に...
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焦げ こげ

妬器の粗面に青黒く現れる黒褐色のこと。古備前では火加減による降灰でささくれた感じのもの、古信楽では火度が強いために現れ、古伊賀においては強火で自然の溶岩のような景色にみえるものです。(『陶器講座』二)
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小狐 こぎつね

名物。楽焼き茶碗、赤、長次郎作。釉色が黄赤味を帯びいわゆる狐色を呈するのでこの銘があります。長次郎作としては形状・釉色ともに一種別様の観があるのを特徴とします。もと宗旦所持、のち近江国(滋賀県)の某、伊勢国(三重県)桑名の片桐甚三郎、名古屋...
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虎渓焼 こけいやき

岐阜県多治見市妻木坂にあった陶器。初めは1888年(明治二一)のことで、多治見・高蔵寺間のトンネル開盤工事に使用する煉瓦の製造を目的として西浦円治がこれを経営しましたが、土質が適当でなかったために所々を捜索した結果、虎渓山下に好土を得ました...
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甑 こしき

蒸篭に用いた土器、すなわち底部があいたままか、底部に二個以上の孔があいており、下半部に「すのこ」などを敷いて米などを載せ、これを水を入れた別の土器の上に重ねて火にかけ、沸きたぎった湯の蒸気によって米などを蒸すのがその用法であります。中国では...