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陶芸

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洪憲年製 こうけんねんせい

款識。1914年、時の中華民国大総統袁世凱は帝政を復古して自ら皇帝になろうとし、即位式の外国使節進物用の甕器を特製させましたが、これにほ憲年製の款名があるものがあります。器は古月軒風で蛋皮粉彩のものや緑釉五彩のものがあるようで、黄地凹刻粉彩...
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玄翁 げんのう

名物。楽焼き茶碗、赤、長次郎作。原叟の添書付に「長次郎焼赤茶碗玄翁と名を付進申候、近比稀なる物にて、常鉢之茶碗打クダキ候哉とをかしく覚え候」とあります。この茶碗の豪勢なことはまるで玄翁のようで、他の尋常の茶碗なんぞは打ち砕くべきものだとの銘...
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黄初平 こうしょへい

名物。後窯茶入、新兵衛作。置形の黄釉および青白釉の景色が羊の頭に似ているところから、仙人黄初平に因んで船越伊予守が命名したものであるでしょう。船越伊予守は小堀遠州の門下で、1671年(寛文一一)9月没、七十四歳。この茶入は小堀家伝来の茶器を...
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硯屏・研屏 けんびょう

硯の屏風の意で、硯の前に立てて風塵を防ぐ道具。陶磁器・鋳金など種々の材料でつくられますが、その主なものは青磁であります。衝立状のものが最も多く、時に墨床または筆架併用の工夫のあるものもあります。もと中国文人の机上の道具で、室町時代以降わが国...
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幸斎 こうさい

姓は岡。もと飛騨国(岐阜県)高山の僧であるといい、あるいは京都の人であるともいいます。井伊直亮の時代に彦根藩窯湖東焼に来て鳴鳳と共に主として錦欄手を描き、その作は精巧絢爛をもって称されました。製器には多く嘉永(1848-54)年製の記入があ...
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光素 こうそ

『格古要論』定窯の項下に「光を画けるもの最も佳、素きものも亦た好し。花を繍せるものはこれに次ぐ」とありますが、『清秘蔵』には「定窯に光素と凸花の二種あり」と出ています。光素の初見となすべきであるでしょうか。ブブソエルは『英訳陶説』においてS...
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元賛焼 げんぴんやき

中国明代の人陳元誓、字は義都、既白山人と号しました。また升庵・芝山・菊秀軒などの号もあります。乱を避けてわが国に渡来し1638年(寛永一五)尾張侯に客事しました。百技に通じまた陶をよくし、その風は安南の陶器に似て雅致があるようで、呉須で詩画...
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香斎 こうさい

天保から嘉永年間(1830-54)に活躍した京都清水焼の陶工。初代宮川香山の兄弟。その作品は趣味に富み凡手でないことを思わせます。(『日本陶器目録』)
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高足握 こうそくわん

足の高い碗のこと。握は小孟であります。孟は飲食を盛る器。碗の下方に把柄があるものを杷怨といい、これを俗に高足怨または仏握と呼びます。(『飲流斎説甕』)
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虹彩 こうさい

釉面に金属のごく薄い被膜をつくり光線の回折により虹彩を生ずる液状の上絵具で、ラスターのこと。金属塩を蒸着させて虹彩を現すこともできます。